あんなにも独特の雰囲気を醸し出していたUGGブーツって、いったいなんだったんでしょう。そこで、ちょっと意外なUGGブーツの歴史を調べてみました。
海 外サイト「OMG facts」によると、始まりはなんと1920年代のオーストラリアにまで遡ります! 羊毛刈りをする人々が、羊の毛皮で足を包み込んでいたのが始まりな のだそうです。この不恰好なブーツを「Ugly Boots(ダサいブーツ)」と呼んでおり、彼らは徐々に短縮して「Ugg Boots(アグブーツ)」と呼ぶようになったそうです。
1930年代には第一次世界大戦で戦闘機のパイロットたちが、機内で体を暖かく保 つために使われていたのだそう。1960年代になると、この頃からオーストラリア西海岸にある都市パースのサーファーやスイマーたちが、水から上がったあ と足を冷やさないようにと愛用するようになります。(ということは「夏涼しく履ける」という認識、ちょっと違うようです)。その後、1970年代には極寒 の雪山でも活用されることに。
さらにその後、1978年にオーストラリアのサーファーが初めてUGGをアメリカへと持ち込み、1995年 にはカリフォルニアのサーファー達の間でもそのブーツが広く使用されるようになっていきました。2003年、ハリウッド女優のケイト・ハドソンやシエナ・ ミラーらが履いたことで一躍注目を集め、ファッション業界へと進出。これをきっかけに一般の人々にも広く浸透していったようです。
農 夫、戦闘機のパイロット、そしてサーファーに、果てはセレブから一般層へという、なんとも意外な歴史をたどって今に至っているんですね。まさかこんなとこ ろからファッションの流行が始まるなんて、農夫達も考えもしなかったでしょう。こんなに興味深い歴史を持つUGGブーツ、これからも活躍しそうです。
burandobutsu.com |
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