2013年1月14日星期一

BASELWORLD 2010速報 - ティソ、戦略的な価格設定の自動巻タイプも展開

スイス・バーゼルにて開催された「BASELWORLD 2010」にて、ティソはタッチセンサー技術を搭載した多機能ウォッチ「T-タッチ エキスパート」シリーズの新作として「セーリングタッチ」を発表。このほか、自動巻で6万円台という戦略的な製品など多数の注目作を展示していた。
セーリングタッチは、 晴雨計・コンパス・2アラーム・デュアルタイム表示・永久カレンダー・バックライトなどの機能のほか、新たにレガッタカウント ダウンとタイドグラフ、そして時計には世界で初搭載という潮流計算といった海洋セーリング用の機能を搭載したモデル。潮流計算は、時計の針が目的寄港地の 潮の変化を示すというもの。機能は増えても、時計のフェイス部をタッチすることで直感的な操作ができる使いやすさはそのままだ。
デザイン 面でも、ヨットの線形を模るケースや波止場の網止めのようなプッシャー、救命リングを想起させるベゼルなど、セーリング仕様にアレンジ。ラ バーブレスレットは安全クラスプ付きで、ブレスの長さが調整可能となっている。発売は7月で、価格(予価)は11万5,500円。ダイヤインデックスを採 用したホワイトモデルも用意されており、こちらは予価で12万8,100円。
さ らに今年は自動巻タイプを多く設定したという同ブランド。中でも注目は、ノスタルジックなテイストをもつ「ヘリテージ」シリーズの新モデル「ヴィ ソデイト 1957 オートマティック」だ。3時位置にデイデイト表示を配し、曜日表示を機械式時計のメカニズムに採用したことが注目を集めていた1950年代を想起させるデ ザインとしており、「シルバー×イエローゴールドのダイヤルにブラウンレザーストラップを採用したタイプが当時のモデルに近い」という。
2010年前半には、コンセプトショップを国内にてオープン予定だというティソ。高級機械式ムーブメントを搭載しながらもリーズナブルな価格設定、独自の技術を搭載したモデル展開など、今後の動向も気になるところだ

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